とある大学生の勉強メモ

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米朝会談とそこから分かる今後のキーワード(自分用)

 多くの関係者の予想通り、ハノイでの米朝会談は合意至らずという形で決着しました。そもそも首脳同士の会談は事前に両国の事務レベルで協議した後の署名のみというパフォーマンスな成分が多分に含まれています。今回焦点となったのカードは北朝鮮が非核化、アメリカが経済制裁です。

 そもそも近代の歴史を振り返ると北朝鮮が、何もできない事で有名な国連の勧告を無視して核武装した事から始まります。あの時国として力がないどころかテロ支援国家認定までされてしまった北朝鮮が、唯一国際社会で戦う為には核武装が必要事項だったと思います。結果として良い意味でも悪い意味でも世界から注目を受け、アメリカを会談まで呼んだわけですから、あの核武装は良い選択だったと言わざるを得ません。

 トランプも次の選挙で勝つ為にあらゆるパフォーマンスをする必要があります。それは行動力があるという印象を選挙権を持つ人々に伝える為です。キムちゃんもそれは同じ事です。要するに政治家というのは様々なパフォーマンスをして国民から盲目的な信用を得る事を生業としているのですね。平成以降、信用というのは非常にキーワードになると思っていて何を信用というのかという事は科学的にも解き明かす必要があると考えています。

 度々言っている事ですが、信じるという成分は欺瞞0から安心1のグラデーションで表されるものだと思っていて、しかし0か1のどちらかに寄っているという事は人間は観測できても、明確な数値を出す事がしづらい代物です。しかも0というのは非常に観測しづらいものです。1は疑いすら想起されない状態ですが、0は信じるが想起されないものですのでトートロジーとなってしまう。

 この面倒な値のせいで確信度なんていう定量化できないし再現性のない代物を扱ってバーニングしてしまうわけなんですが、ちょっと待てよとひらめきました。なんか信頼区間っていうワードがあったな、と。どうにか統計的な処理にこの不安定な信用を落として科学の世界に引っ張って来れないかと思いました。っていう事で今年は信じる成分をどうにかして科学に落とし込んでみようと思います。これが出来たら本物性という事を科学に落とし込める事に繋がりますし、マジョリティの思想なども整理できそうです。

 というわけでしばしお待ちを!