とある大学生の勉強メモ

バカでもいいじゃない,子供でもいいじゃない.

アウトプット講座 文章編 ~人に伝わりやすい文章の書き方の本質~

前書き

自分の考えを他人に伝える事が,とてつもなく大事であると気付いた最近.

周りを見て意外にプレゼンに自信がなかったり,スライドを作るのが苦手だったりする人が多いので,アウトプットの仕方をまとめていこうと思います.

僕はアウトプットする際は大抵,話し・プレゼン・文章(小説)・イラスト・動画を使っています.で,ぶっちゃけ使う場面でどれが良いのかというのは変わっていて,例えばウェブライティングならアクセスを稼ぐのが一番大事です.商品を売る際は,自分が本当はどう思うかよりも商品が売れる方が大事ですよね.

僕の得意分野は自分の価値観を伝える事なので,アクセスとか売れるとかは,先輩・上司に聞いて下さい.

本題

さて結論から言うと,一にも二にも,基本が大事です.プレゼンで最後尾の人を指名することで全員の集中力を高めさせるとか,白紙のスライドでプレゼンテーターに注意をひきつけるといった小技は,役に立ちますが,それよりも基本を見つめ直した方が遥かに伝わります.

1 文章編

1.1 文法編

まず文法を押さえる.はまりがちなのが,(1)述語の共用,(2)主語(S)と述語(V),(3)目的語(O)と述語(V)です. 以下の文章はどれも意味がおかしいです.

「親鳥は自分だけではなく,二匹の子鳥も育てなくてはいけません」

「遅刻ばかりをしていた僕が,規則正しい生活になった理由を説明します」

「猫を持って帰ったら,怒った両親を自分が面倒を見るという約束を条件に飼う事になった」

一文目は主語が,<自分and二匹の子鳥>であり,そこに育てるという述語がかかっています. 自分を育てる,っておかしいですよね.ここは「自分が食べる分だけではなく」と変えましょう. 2つの主語に同じ述語がかかるとき,述語の共用に注意しなくてはいけません.

二文目は,S+Vの文章なのに,規則正しい生活になったというbe動詞を使っています. 僕が規則正しい生活になっています,おかしいですよね. be動詞ではなく,一般動詞を使いましょう.「規則正しい生活を送れるようになった」など

三文目は両親という目的語の述語が抜けています.「両親を説得し」など補完しましょう. 以下解答例

「親鳥は自分が食べるだけではなく,二匹の子鳥も育てなくてはいけません」

「遅刻ばかりをしていた僕が,規則正しい生活を送れるようになった理由を説明します」

「猫を持って帰ったら,怒った両親を説得し,自分が面倒を見るという約束を条件に飼う事になった」 もしくは「猫を持って帰ると両親が怒ったが,自分が面倒を見ると説得し,飼う事になった」

以上のように述語の扱いに気を付ける事が非常に日本語では大切になってきます.

1.2 ロジック編

説得の為に,文章のロジックを通してください,というと「へ?」みたいな顔をする人がいます. 相手はあなたのやってきたことを知りません.ロジックを飛ばすと人はもういいや,と思ってしまいます. 最近話題の桜の会を例にいきます.

「桜の会は問題です!」

これはノンロジックと言われるもので,エビデンス無しの文章です. これを聞いても,そう思っている人は共感してくれますが,思っていない人は「ああそうですか」としかなりません.

「桜の会は,政府資金を不正利用しているので,問題です!」

これが一段階のロジック.問題とは何か?⇒不正利用です. でもこれでは不十分ですよね.だってなぜ不正利用なのか分からないからです. ここで大事なのは不正であれば問題であることにはロジックが通っていることです.

「桜の会は,与党の人間が自分達の選挙区の有権者を選んで呼んでいます.それは政府資金を不正利用しているので,問題です!」

これだと不正利用していると判りますよね.あるいは,有権者に政治家がお金や接待をすることが法律上禁止されていることなどを書けばよりロジックが通ります. このように相手の知識に合わせながらも,なぜなぜを繰り返してロジックを通す事が成果報告の文章では大切です.

研究者では必要十分条件や同値などと言いますが,なるべく同値な言葉を繋げていくことが肝要ですね.

1.3 小技編

ダブルミーニング(重複):「馬から落馬」「雷が落雷」など.避けましょう.

・削る:文章量はとにかく削ります.意味が同じなら,削った方が伝わります.「~だと考えられる」→「~である」

・曖昧を避ける:良い,悪い,などは説得力がありません.「削った方が良い」ではなく「削った方が伝わりやすい」と.

・主役は早めに登場:英語の主語が先に来るのと似ています.大事な事を先に書きます.position has meaning.

その他色々ありますが,思い出したら書き足します.