とある大学生の勉強メモ

Python, C#, UWP, WPF, 心理実験関連の開発備忘録

超簡単! レトロボタンスイッチで,PC入力を行う! ~心理実験などに~

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今回は超簡単にスイッチボタンをPCに入力させたいと思います.

心理実験で,被験者がボタンを押す必要がある時,入力インターフェースをキーボードなどに頼ってる人は多いと思います.ただし,キーボードではボタン数が多く,被験者に選択ストレスが生じてしまうので,なるべくシンプルなボタンを与えたいところ.

といってもマイコンを使うのは同期やプラグラミングなど色々と面倒なものです.

今回は,マルツの押しボタンスイッチをテンキーに繋げる事で,PCに入力させたいと思います.

用意するもの

・ボタン(100円ぐらい)

・やっすいテンキー(600円ぐらい)

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テンキーは安くて解剖しやすいのが良いです.まずテンキーを開けましょう.

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御開帳~ということで,中身はこんな風になっています.

あるキーを押すと,その下を通るパターンが二つTureになります.

Tureになったパターンが赤丸の所にいき,基盤の中で処理を行ってPC入力をしています.ですので,テンキーの中から使いたいスイッチを選び,そのパターンを追って,赤丸の所で並列に配線を取ってくれば,テンキー上と同じようにスイッチを扱うことができます.

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8のキーは左から2つ目と,右から5つ目に対応しているようです.

このテンキーは24個のボタンがあるのですが,配線も4×6の24通り組み合わせがあるので,一致してますね.(左から5個目は使わないので,配線が切れています.)

それでは赤と青の所の配線を引っ張りましょう.

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引っ張った配線白と黒を,今度はマルツのスイッチの方にハンダします.

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これで,完了.後はPCにテンキーをUSB接続すれば,マルツのスイッチを押すと”8”を入力する事ができます.

 

実際にやってみた.

drive.google.com

 

今回は以上です,お疲れ様でした.