とある大学生の勉強メモ

バカでもいいじゃない、子供でもいいじゃない

2018年の振り返り

 色々な分野へ色々な深さで周遊する事が趣味なんですが、そんな僕が今年注目したテクノロジーや価値観をつらつら書いて2018年を締めようと思います。

先に要約

  • 音関連のセンシング技術が発達
  • モチベーションが高い人を能力が高い人という
  • あとはおまけ

テクノロジー関連

 ひとまず僕を驚かせたのはGoogleとNTTが作った人の声を個別に機械認識できるようになった事ですね。カクテルパーティ効果と呼ばれる人間の能力を機械でも再現できるようになった事は、センサー能力の向上という点で非常に大きいです。

 AI技術でデータ収集が重要な点ですので、データが取りやすくなったというのは、またテクノロジー発展の加速度を上げた事を意味します。ソフトを公開してくれたらなぁ、という風に思います。オープンイノベーションの風潮を高めて欲しいですね。

グーグル、AIで「群衆の中から特定の声を抽出する技術」を開発 - ZDNet Japan

 

 自分がこの一年音ばかりサーベイしていたので、音関連ばかりで申し訳ないのですが、Empathの感情音認識も面白かったです。まだまだ精度は良くないけど、先のセンシング技術向上でこちらも直に完成しそうですね。

 ハード面ではボストンダイナミクスのロボットがパルクールしていたのが面白かったですね。後は可愛いロボット作って欲しいな。本物の人間みたいな人形ってあるけど、動くロボットはまだ見たことがない気がする。アンドロイドだけど、石黒先生のロボット正直いって気持ち悪かったよ。もっときゃわいいの作ってくれ。

 通信もめちゃくちゃ良くなりましたよね。PUBGみたいな100人同時接続でゲームするっていうのも全然当たり前になりました。これも通信技術の発達のお陰です。感謝します。

 あとTGSとかでも思ったんですがVR・AR技術も普及が進んでいるなあと。その言葉を知らない若者がいないぐらいです。スマホゲームもどんどんAR化してます。まあVRだと解像度とフレームレートの壁がOculusでも突破できないみたいなので、とりあえずARが先ですかね。網膜投影とか他の技術発展でVRもいずれ波が来ると思います。

 GPU1080Tiの性能もさることながら、2080Tiも出ました。機械学習が誰でも手軽にできるような時代がやってきてます。Youtuberでさえやってます。もうそんな時期なのかぁ、と思っちゃいますね。もはや機械学習を回しただけでは研究とは呼べないですね。

 DeepLearngを含めた機械学習関連の勉強をしました。AI学会にも行ったので。勉強すればするほど勉強しないといけない事が増える感じです。DeepLearngの凄い点は特徴量を自動で見つけてくれるという事です。その為のパラメータは人間がつけてます。ただこれもDeepLearngさせようっていう研究をしているんだとか。もう訳分からん。

思想・価値観関連

 この一年で刺激を受けた価値観としては落合陽一先生のヴィジョンかなと思います。特にルネサンス以降の人間の自由意志が崩壊し新たに人間を再定義する時代の夜明けという文脈は共感するものがありました。前田社長の可処分時間→可処分精神への移り変わりやホリエモンのモチベーション格差などとも類似性が見られます。

 簡単に言うとモチベーションがあるやつにはどんどんモチベある人達が集まってきて、すごく大きな事を成し遂げられる。当然そういう人達の方が社会的に認められて地位を獲得する。まあそれがWell-beingなのかという事は話が別ですが。ともかくモチベがあれば基本なんでもできちゃう世の中になってきているので、今度はモチベがない奴をどうするかという話になるわけです。

 人間の能力は意志力で決まるという事は高校生ぐらいから僕は受験勉強を通じて体感的に、哲学的思考から理論的にも知っていました。この事実に何か大きな事を成し遂げたい、社会的に認められたいと思うならば、早く気付いて欲しいとは思います。別に僕は田舎で畑耕して作業終わりに旨い水と飯が食えるならいいじゃん派なんですけどねぇ(笑)。

 金がある=勝ち組っていう資本主義の構図はなくなるとまでは言いませんが、少しずつ崩れていくとは思います。人間の価値の指標として金があるって事はさほど重要でなくなってくる。ただ僕の生きている内は人の能力であったり資金力に価値性がある時代が続くような気がします。AIが人間の全ての仕事を代替してくれる時代は当分来ないだろうしね(どうせまた仕事が増える)。AGIが完成したら人間の仕事は幸せに生きる事になります。そうしたら人の価値は人の幸福度によって決まるとは思います。その時代は本当に遠い未来なんですけど。ただ今でも幸せそうな人ってモチベ高くて色々な人が集まって来るので、現在進行形でも幸せな人=価値が高いって言っていいかもしれないですね。

 今年はWell-beingが2割ぐらい占めていた一年だった気がします。なんか僕にとっては当たり前だと思っていた事が周りの人には共感が薄い事が多くて悩んでました。特にヨット部は僕と価値観の違う人ばかりだったので(それが嬉しくもあったんですけど)、それを受け入れつつも自分を主張する事の難しさに辛くなった時期もありました。ただ僕以外にもWell-being的考え方をする人達の多さに勇気づけられました。これを研究としてやってもいいんだよ、と励まされました。そして企業もその重要性に意識を向けている事も知りました。この視点を工学者でありながら持つ事は大いなる自信につながります。

余談その1

 そういえば仮想通貨はちょっとしぼんでしまいましたね。去年が凄かっただけに今年はハッキング以外にあんまし話題を集めませんでした。けどブロックチェーンの基幹技術は進歩が進んでいるのでこれから期待したいとは思います。非中央集権型の通貨は国家や国際組織の信用が弱くなった時に真価を発揮します。信用がなくなるイベントといえばパリのデモ(あれは不満のはけ口ですが)とかイギリスEU脱退とか随所に見られますね。ヨーロッパが仮想通貨の普及では先行しそうな気がします。次いでアメリカ、日本的な? でも中国のキャッシュレスの勢いはすごいから、そのままいくのかなぁ。けどキャッシュレス=仮想通貨ではないんだよね。まだ様子見ですかね。まずはBtoBで使われそう。2020までにBTC普及は無理な感じするよね正直。ってぐらいです。

余談その2

 Mリーグ開幕が結構嬉しいです。ボードゲームの中でも麻雀って下火なイメージが先行していましたが、こうやってプロリーグが開幕するという事は非常に大きな意味を持ちます、きっと。僕はボードゲームならそれなりにやってる人間なので、スマホゲームよりもボードゲームが流行って欲しいなー、と祈っています。

余談その3

 今年のスペクタルな経験を10個ほど書いてみる事に。

  • 江ノ島から大阪JR茨木駅までヒッチハイク
  • 全日本470 強風出艇からのリーチングハーバーバック
  • 台湾遠征 4番目のレース&ウミガメとの並走
  • AI学会 シロクマ美味しかった
  • 団体戦ラストレース5位フィニッシュ
  • TGS
  • 渋谷ファブラボWell-beingセッション
  • 長野 上高地奥穂高岳
  • 七帝戦 天橋立崖上り&フェリー一人乗り遅れ&ノーレース
  • 院試験合格

 上の方が先に出たので印象が強かったやつだと思います。なんやかんや全日本470が最高の思い出だったんだと思います。ヨット部素晴らしいですね。来年は青春18切符の旅と登山(槍かなやっぱり?)をやる予定です。ピアノは弾ける曲数を増やしたいですね。あと両手完璧に使えるようになりたいなぁ。あとネタですが小四喜をあがったことも結構記憶に残ってる(笑) 今年大三元あがってないわ、そういえば。あと小説投稿頑張ります。ネタはいっぱいあるので、形にします。そして学生の内に本出すという目標を達成します……したい。

そろそろ終わり

 僕の卒論テーマって実はモチベーションアップするテクノロジーなのかもしれないって最近思うようになってきました。無意識の内に動機付けをさせられたら、それはすなわちモチベーションアップって呼んでいいんじゃないか?って思ってます。来年はひとまず卒論主体で努力する予定。3月からは日本中旅する予定です。まだまだ世界が狭いという事をつくづく感じます。この気づきを常に得られたら、最高ですよね。

 

・おまけ

今年聞いた意識高い系ワード大賞

「最大公約数をどこで取るかって事なんだよね」

は?ってなりますよね、分かります。

 

・キーワード部門

可視化

単純な処方箋(はなくて~)

話の補助線